決算発表後に返済買いで損切

返済買い

かねてからポジションを持っていた銘柄について、今回返済買いを行いました。

結果的には昨今の株高から抜け出せず、損切での撤退となりました。

損切のタイミングは、実は幾度となくもあったのに(自覚しています)思わず「感情トレード」してしまった結果です。

私の株式トレードにおいて、これは最大の失敗なので気持ちとしては目を背けたい気分ですが、今後同じ過ちを自分自身も、そしてトレードを行っている方にも味わってほしくないなーと思って、備忘録として「あえて」記録に残しておこうと思います。

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最初のミスは、エントリー後の対応

何度も何度も後悔している点がまさにこれ!

エントリー後のチャートを確認して、逆指値を入れ損ねた点です。

これをきちんとしていたら、株数を増やして再エントリーすることもなかったからですね。

きちんと最初のエントリーの際に「逆指値」を入れておいたら、株数の積み増しエントリーに至らなくて、「最小限の損切」で済んだからですね。

たとえば、エントリー翌日のマーケットが開く前に、「気配値」などで板を確認するわけですが、ここでも、前日のエントリーよりも「明らかにロスが増えている」というのがわかっていたはずなのに「見てみぬふりをした」というのもあります。

→いや~まだ下落するよねーという、それこそ「根拠のない自信」でしたね。

もうこの時点で、感情トレード丸出し!

一番やってはいけないことです。

やるべきことはこれなのに・・・↓

 

逆指値の仕方

第二のポイントは、撤退を知らせる「買い」サイン点灯!

エントリーした翌日には、買いサインの見通しの指標が現れたんですね。

でも、その時点ではまだゴールデンクロスしていなかったので、そのままホールドしていたんですが買いサインの見通しからやく20日後ぐらいに、ゴールデンクロスしたんですね。

微妙に緩やかに上昇基調に推移していました。

最初のエントリー直後の失敗の次に、この時点での損切・撤退をすべきタイミングでありました。

ここもやり過ごしていたんですね・・・

3つ目のポイントは、節目の株価を突破!

3月の暴落から4月の初旬に実は、株価自体も一つの区切りとなる価格帯を突破しました。

もともとは、その前の段階で「撤退」サインが出ていたのに、それもせずにずっと見ているだけでしたので、節目の株価を突破した段階で、本来は手放さないとどんどん損失幅が広がるのを認識していたにも関わらず・・・

その他の銘柄は、実はきちんと法則に則ってトレードを行っていましたので、きちんと利益を出しつつも逆指値で引っかかったとしても、損失は最小限に食い止められていたんですけどね。

この銘柄に関しては、ずーっとこういった「撤退サイン」を認識していたのに、しぶとくホールドしていました。

たぶん株数を複数持っていたからかもしれません。

でも、複数の株数をもっているからこそ、撤退は早めにすべきなのにねー。

もう、自分の愚かさ加減にあきれるばかりです。

 

上げ下げしながら、切り上げていく株価

確かにその後も多少の上げ下げがありましたね、株価は。

で、節目の価格帯を割る場面が2回ほどありました。

そのうちの4月下旬に(節目を割る価格の2回目)、実は一部の株数を損切していました。

ここでは、節目の株価を割る場面に遭いましたし、デッドクロスに変わり下げ方向に変わりました。

が、それもつかの間。

後場に入り、株価は大台復活を遂げる方向に進んでいったので、この段階で一部のポジションを解消・損切しました。

でも、全撤退しなかった。

今思えば、本当はここで全株を損切すべきだったんですよね・・・

というのも、3月決算だったので、最終報告と来季の見込みを見てみたい という思いがあったから。

この時点でも「損切」なんだから、そんなのんきなこと言っている場合ではないのにですねー。

ホント、踏ん切り悪いなーと我ながら思う始末です。

とうとう次の大台を狙うか?という上昇に・・・

5月の中旬(11日~の週から)に日経平均は大きく上げていきます。

どうやら、定額給付金の付与や、リモートワークなどによって個人投資家がたくさん誕生しているということで、日経平均自体が右肩上がりへと・・・

ということは、ポジションを持っている銘柄も同様の方向で、見事な「買い」の形成をチャートは作っていました。

そのまま、3月決算発表があり、2020年は減収減益でしたが、2021年は最終利益段階で前年対比数倍の見込み

という決算発表を行ったわけですから、もうこれは「上げ」の方向しかない材料ということで、手放した次第です。

その前に、株価の方向性をしっかりと見極めることも必要なんですよね。(かなり大切)

 

 

株価の方向性がわかるには、この技術は必須

 

損切して思うこと。反省しかない!

今回は個人的にたくさんの学びをしました。

  • エントリー後(翌日)の逆指値を見送ったのは誤り→翌日は爆上げでした。
  • 最初のエントリーの逆指値をしなかったばかりではなく、さらに売り建てを積み増ししたのは大きな間違え。→最初のエントリーで逆指値をすれさえすれば、このエントリーは防げた。
  • ゴールデンクロスを見ていたのに、損切をしなかったこと。
  • 大台から一時デットクロス時に、一部のみの損切でなく全部のポジション解消をすべきだったこと。
  • そもそも、きちんと習ったことを、なぜこの銘柄だけでは実行しなかったのか?という思い。

まあ上げればきりがありません。

この銘柄以外にももちろん、損切したことあります。

でも、トータルでは着実に資金も積み上げていたんですよね。

今回のこの銘柄に関しては手遅れな出口だったために、今まで積み上げてきた利益を一瞬でかなりの割合を失うことになったんです。

そりゃー落ち込みますよ・・・

でも、今となっては大きなこのけがも自分がしたことだし誰のせいでもないし、次は絶対にこんなミスはしない!って強く思うようになりました。

と同時に、なんとなく気分的にもすっきりとした気持ちです。

(いかに今までがもやもやしていたか!ということでしょうか)

しかしながら、大きな資金を扱っている機関投資家に比べれば私のロスなんて「屁」みたいなものかもしれません。

そんな中、もっと大きなステージで仕事しているプロでも失敗からこんな学びをしているんですね!

いつか買い建てで応援したい気分

今回の損切に関しては、100%私の判断ミスであるのは紛れもない事実です。

教えてもらったことを忠実に実践しなかった私が悪いので、株価のせいでもノウハウのせいでもはたまたポジションを持った会社でもありません。

私自身の問題。

だから、ここから改めて仕切り直せばいい って思っています。

そう考えると、なんだか気分的にもすっきりとした気持ちになっています。

(損しているくせにねー)

高い勉強代だったと思います。

ちょうど6月がスタートの今日。

あと今年も半年あるわけですから、ここから仕切り直しです。

自分の今ある中で、コツコツとトレードを重ねていきたいと思っています。

もちろん習ったことを忠実に ですね。

しかしですねー、大やけどしたこの銘柄。

決算発表でコメントされたのが、

「コロナ禍でもきちんと利益を出していきます!」

ということを残して、2021年3月期の業績見込みをきちんと表示したこと。

多くの企業が確かにコロナ禍では、業績見込みを提示するのは難しい中、

  • この会社を含め一部の会社ではきちんと表示されたこと
  • どんな状況下でも利益をたたき出す事業を展開している姿勢

などがとても心強く、個人的には「惚れました」

今回は「売り建て」で痛い失敗をしましたが、今度はこの会社を応援するという意味でも「買い建て」でタイミングが合えばエントリーしたいな~と思います。

 

 

 

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