相変わらずに方向性の定まらない、週の連続だったかなーと思っています。
株価的に「買い」シグナルが出ている銘柄を週の初めにエントリーしたところから、今週は始まりました。
しかしながら、数日のポジションの解消。
本来は、デイトレ並みの動きだったんだー
と今更ながら感じました。
買い銘柄での失敗
この1週間は、買い銘柄で失敗しました。
まあその原因は、良く分かっています。
エントリーした後の私の動き方が誤っていたことにほかなりません。
見事な右肩上がり
朝から板を見ていると、どんどん株価が上昇しているさまが見えていました。
タイミングを見計らって、エントリーできました。
その後、すぐに「逆指値」を入れるところを入れずにチャートを見ていると・・・
恐ろしい勢いで上昇していきます。
→エントリーした時点から、1時間余りで10%超を超えていたという!
それをいいことに、先にエントリーしたポジションの「逆指値」をすることなく、「追撃買い」をしたんですね。
もちろん、高値更新真っ最中です。
ジェットコースターのような値動き
そのまま追撃買いが出来たんですが、次に見た瞬間はエントリー時よりも株価が下がっている・・・
という状況。
順番を間違っているんですよね、ここでも。
- エントリーしてポジションを持つ。
- 逆指値をして、マーケットにゆだねる。
これだけのことをしていれば、逆指値が引っかかって、利益確定であったのに・・・
私が行ったのは、2をせずに追撃買いを実施したこと。
そして、追撃買いの後の逆指値を入れる前に、相場が大きく変動して一気に利益が吹っ飛んだこと。
金曜日の動きはどうだったか?
木曜日の夜にアメリカの雇用統計の発表があり、ここでの数値が予定よりも良好なことから好調にスタートしたニューヨーク市場。
しかしながら、終わってみれば、微増の値動きにとどまった という流れで、開けて東京市場も上昇か?という感じでした。
半面、東京都の新型コロナウィルスの感染者が100名超えた というマイナスのニュースもあり、第二波への警戒感もあることから、中期的にみれば「下落相場」と思えました。
ということで、逆指値を入れてそのまま決済と相成りました。
が、私が保有していた銘柄が、高騰して一時ストップ高 という具合になる始末。
もうねー、これは複雑な心境でした。
チャートを見ると、まだ「買い」サイン点灯中ですが、近い将来の「売り」の方向性が見えてきましたので、逆指値を入れたわけですが、想定する方向ではなかった ということです。
・・・ホント、難しいですね。
逆指値の入れ方を考えさせられるここ2週間です。
反省 変動が大きなときの対処方法は?
エントリー後の行動が、【いかに大切か】というのを学んだ1週間です。
かつての大失敗をしてから、必ず逆指値を入れていたのに、今回はあまりにも流れの速さに対応できなかった というのかな・・・
ポジションを持ってからが、本当の意味での「本領発揮」です。
で、短時間での急激な変動に際して対応できなかった場合や、この数週間は比較的「逆指値」が思いの外引っかかってしまって、損切をやむなくしたケースも多かったなーと思っています。
(もちろん、利益確定できたのもありますが、その数と比べたら損切が続きつつあったような・・・)
こういった場合の対処方法や対策について、私自身の反省を常に心に留めておくために記しておこうと思います。
逆指値の数値設定を見直す
通常の場合、損切などのラインを設ける際の高値や基準となる株価(これはご自身での設定による)が○%落ちたら(上がったら)、撤退する~というラインの数値を自分の中で決めています。
ただ、相場の変動が激しい時には、自分が決めている数値を少し広めに設定する必要がある
というのがこの1週間の学びです。
もちろん、損失は極力抑えたいわけですが、変動幅が大きい時には、通常の自分で設定してる逆指値の数値も広めに設定しないと、早めに「損失確定」してしまって、その後反動で逆方向に向かったために、本来であれば「もっと利益が増えたはずなのに」もう少し待っておけばよかった・・・
という点を回避できる ということに今更ながら気が付きました。
変動幅が大きなときの逆指値は、通常時よりも広めに設定する
ということも心がける必要がありそうです。
逆指値の仕方取引数を調整する
信用取引の場合、自分で仕掛けた方向に相場が乗っていけば、それだけ株数を持っていることによって利益は株数分に膨れ上がります。
しかし、その逆の場合は株数だけ損失が膨れ上がるという面もあるので、こういった負けが込んでいる場合には、通常取引している株数を調整してみて、少ないロットで取引数をエントリーして様子を見てみる というのが、いいのかもしれません。
小さく試す ということになるのでしょうか?
株数を小ロットでエントリーしてみる
少しずつ試してみて、その状況で方向性を決めれればいいのでしょうね。
もう一度エントリーした銘柄を分析してみる
ファンダメンタル的やテクニカル的にみて、エントリーした銘柄はどうなのか?
というのを確認してみるといいのかもしれません。
またチャートを見てみると、動くべきポイントっていうのも俯瞰できます。
「売り」や「買い」の流れの変わっている兆候を見逃していないのか?
感情だけでtradeしていないのか?など、エントリーした銘柄から特にチャートを見ると一目瞭然です。
もちろん、ファンダメンタルを見て気に入ってエントリーという場合でも、マーケットの状況によって、想定した方向と逆行した場合も、早めに「見切りをつける」勇気も必要かもしれません。
そのトレードは早めに見切りをつけたとしても、また時期を見て改めてエントリーすればいい
ということでしょうからね。
冷静に「ファンダメンタル」と「テクニカル」の側面を見直してみる
頭を冷やす意味でも、ここは自分のエントリーした銘柄をもう一度いろんな角度から見直してみるのも必要ですね。
まず最初にこちらから学ぶのをおすすめしますあえてトレードをしない
方向性がつかみづらく、負けが連発しているときには、冷静になるためにもここは一度マーケットから離れてみるのもいいのかもしれません。
負け続きで、その損失を取り戻そうと躍起になってトレードを行っているようでは、冷静な判断ができなくなる恐れがありますからね。
また、どちらの方向に相場が進むのかわからない・・・
というときには、何もしなくて、ただ眺めているだけでもいいんじゃないかなーとも思えます。
トレードせずに、マーケットを眺めて方向性が出るまでに様子見をしておく
こういう方向が私には足りなかったなー と痛感しています。
まとめ 負けが続いているときに取るべき行動は、簡単なこと
一言で言えば、「冷静になること」に尽きるのでしょうね。
自分自身のトレードに対しての行動を振り返ることも必要かなーと思います。
冷静になるためには上記の通り
- 逆指値の数値を見直す
- 取引数を小さくする
- エントリーした銘柄をもう一度分析する
- あえてトレードしない
をやってみたほうがよさそうです。
来週はしばらく方向性が定まらないようであれば、無理にエントリーせずに、上記の4点を見直してみる方がいいかもしれません。
その間は、相場の方向性がどちらに転んでもいいように、「売り」「買い」ともに銘柄のピックアップでもして、その後の展開に備えておこうと思います。
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