連日の高値更新で、3月の暴落はどこへやら?という感じの日経平均です。
3月以降では、「二番底はいつ?」っていう話題も持ち上がっていましたが、そんなこと言う人は今となってはだれもいないでしょうね。
だって、29年ぶりの高値更新なんですよね。
・・・でも、実感ない。
株価を支えている張本人は・・・
3月の暴落の際や、その前後の買い支えは、結局のところ日銀の出動なんですよね。
総資産690兆円。
ETFの購入が始まったのが2010年。
そこから現在10年経過していますが、なんと10年間で12兆円まで増えている!という現実。
これこそが、日銀が上場企業の大株主所以たる証拠ですよね・・・
しかし12兆円ってすごい額!
こうやって12兆円も株式市場に資金を拠出しているということが、今の日本の株価を支えている要因でもあるといってもいいんでしょうね・・・
これは、11月26日の午後7時のNHKのニュースで報道されていて、私も知ったことでした。
しかしETFの購入額の大きさには、驚くばかりです。
日銀頼りの株価って本来の経済状態じゃない
上記の報道の記事の後半にも記載されていましたが、出口戦略について。
ここが問題になるんでしょうね。
市場の混乱回避にはなったかもしれませんが、この体制が常態化するとなるとこれはこれで「本来の経済状態」って良く分からない という状況になるかもしれません。
株価ありきで考えるから、こういった事態になってしまうのだろうか?
今持っているポジションやら、今後の方向性やらを考えると、いつでもどんな状況になっても動ける体制だけはしておかないといけないなーって思った次第です。
やっぱり準備は大切。
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