ゴールデンウィーク明け&3月決算が一通り終わっても、なんだか落ち着かない相場でしたね。
セルインメイってよく言ったもんです。
今週もそういった波乱含みがまだまだ続いているようですが、実は先週から買い銘柄のエントリーを行っていました。
特にまだ今の状況では「エントリーは早いかな?」と思ったんですが、個別銘柄の判断ということでのエントリーです。
失敗したトレードの問題点を考えてみる
昨年3月の下落相場で利益を大きく取れた後、その後の反動の判断の誤りであったり、11月以降の上昇相場にいまいち乗り切れなかったりと波乱万丈な時間を過ごしたわけです。
で、今年に入って「トレンドは間違っていなかった」けど、出口やそのタイミングで失敗するケースが散見されたんですね。
場合によってはエントリーのタイミングもよるかもしれませんが、結局のところ問題は何だろう?って考えてみると・・・
- 最終的に得たい目標となる株価
- 目標の株価までに要する時間
この点が問題だったんだと思います。
ファンダメンタル見て、チャート見てー
という流れに変わりはありませんが、特に時間軸という点は大いに欠けていたと思われます。
(ファンダメンタルが悪くても上昇する銘柄はあるので、状況によってはファンダメンタルよりもテクニカル重視でエントリーすることもありますが)
私の基本的な気持ちとしては、ずーっとマーケットが開いている時間は、パソコンやスマホに張り付いていられる状況ではないので、基本的に「穏やかに」「のんびりと」参戦したい派なんです。
だから、飛び乗り飛び降り的な忙しい銘柄は合わないし、そんなどぎまぎするような銘柄は好きではありません。
→2020年は「マスク」銘柄がそれに該当した記憶があります・・・
マスク銘柄は結果的に利益は出ましたが、もう忙しかったーっていう記憶しかありません。
該当銘柄の目標値と時間軸を再考する
テクニカル的にこれは「買い」これは「売り」と思わず飛びつきたくなる~っていう気持ちはやっぱり芽生えますよ。
チャートを見ていたら。
でも、いままでそんな感じで方向性は間違っていなくても、結果的に失敗だったーというケースがあるわけですから、やっぱりこれは改めないといかんでしょう。
もちろん、エントリーして思う方向にさっさと株価が進めばこんな楽なトレードが理想ですけど、そんな簡単なことじゃないし、トレンド一直線で進むわけでもなく、株価も上げ下げをジグザグしながら形成していくのが常でしょう。
ということは
- 最終的に得たい目標となる株価
- 目標の株価までに要する時間
これをエントリーする前におおよそ自分の中で方向性を決めておくこと。
それがあれば、多少の(もちろん損切ラインは設定します)ブレでも慌てることないと思いますし、じっくりと腰を据えて自分が描いたトレンドに向かってくれるように「見ているだけ」でいいのかなーという気持ちになりました。
該当銘柄が「いくらまでの株価になるか?という目標」と「目標株価になるために、どれくらいの時間のポジションをとるのか」っていうのをエントリーする前に、想定することを心がけてやってみようかと。
エントリー→静観→追撃買い→一部手仕舞い→また来週
1週間ほど前から、ある銘柄で買いを複数株数エントリーしてそのまま様子見。
最初の1週間はボックス相場でしたが、ボックスの中でも上昇基調でしたのでトレンド的には相違なしなので、じーっと静観。
そして、さらに買いの目標となる株価に至ったので、追撃買い。
また静観。
週末近く、チャート的に明日以降どうかな?と思えたので、14時30分ぐらいに一部の株を手仕舞注文(返済売り)を出したら、14時59分に見事に約定したということで、一部売却。
もちろん、この時点では当初目標の株価よりは低い金額帯でしたが、利益確定の上昇率でいえば私にとっては十分だったので満足なトレードでした。
残りの株数は、また来週にも引き続きマーケットにいる状況ですし、さらに次なる買いの目標値に到達したら、追撃買いをして、最終的な目標株価をのんびりと目指していこうかと思っています。
こう考えたら、案外落ち着いた気持ちでマーケットにも身を置くことが出来ます。
もちろん、トレンドが私の想定している方向性が異なって動いていったら、損切ラインのもとに撤収もします。
そういったルールを自分で事前に決めると楽ですね。
やっぱりファンダメンタル+テクニカル
目指す銘柄としては
- ファンダメンタルが良好
- ここまでで売られすぎている
というのをまずはピックアップしていきたいなーと思っています。
もちろん、上昇相場に向けてであれば、ファンダメンタルはあんまりさえなくてもテクニカルできれいなチャートを描いているのであれば乗るのもありかもしれません。
でも、ファンダメンタルをそれにかけ合わせてみていくのが、ある意味「堅い」かなと思っています。→仮に下落する場面からの回復は、こういった銘柄の方が回復も早いでしょうから。
もちろんファンダメンタルが良くても、テクニカルがいいとは限らないので、まあ難しいところですよ。(逆も然り)
まあ、じっくりとのんびりと別に誰かと競うわけでもないんですから、自分でしっかりとストーリーを描いて、マーケットに参加させてもらおうかなーと。
1年前よりは、精神的にも強くなったというか、落ち着いてきているなーと我ながら分析しています。
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