優待銘柄 売り時

株主優待

8月は株主優待の対象銘柄が多い月でもありますね。

小売り関連が主になるのでしょうけど、小売業となれば、我々消費者にとっては一番近いところの業種の一つともいえるから、比較的「わかりやすい」という感じでしょうか?

となると・・・株主優待を目的に保有したいな~と思う企業もちらほら・・・になるのではないかと思われます。

スポンサーリンク

株主優待の見直しがもたらすもの

そんな中、私も2・8月決算の株主優待を目的に保有している現物銘柄があります。

株主優待の品としても、株価に対しての還元率にしても比較的条件が良かった銘柄です。

保有してまだ1年程度ですが、長期保有となれば、短期間保有よりも優遇される ということで保有しているわけですが・・・

ご存知の昨今のコロナ禍による影響もあるのでしょう。

株主優待の制度を見直す ということを打ち出したわけです。

具体的には、当初よりの優待金額を半額に減額されるといういわゆる「優待制度の改悪」です。

この発表がされて、こちらの銘柄はもうわかりやすいですね。

株価は売り込まれました。

一気にどかーん!と下がっているでしょ。(黄色の丸印の個所)

ただでさえ、コロナ禍で株価自体も下落傾向にあった銘柄が、優待制度の見直し(改悪)によって、一気に嫌気をされた格好ですよ。

株主優待が改悪されたら、こうなってしまう という典型的な例ではないかと思います。

今後はこの銘柄も「売り時」を探っていくんでしょうね。

 

スポンサーリンク

 

株主優待品の提供されるものの内容を吟味

もちろん、株主優待を目的に株式投資をする というのはありますよね。

私も年に二回もらえる小売店の優待券などは、実は楽しみにしているものの一つです。

そういった株主優待の中でもやっぱり、流動性のあるものであったり、ご自身のライフスタイルに合ったものを株主優待の品を目的に株式を購入するというのは、ある意味あたりまえなんですけど、このコロナ禍においてやっぱりそこは吟味しないといけないなー

と痛感している次第です。

本業の業績があっての「株主優待品」であったり「配当」であったりするわけですから、業績がきちんと利益を出さないことには、そういった株主の恩恵を受けられないので、そこは最低限確認すべきことですもんね。

今回、私が保有していた株の株主優待改悪になったものの優待品がやっぱり考えものだったのかとも思っています。

というのが、株主優待の品が「クオカード」だったんですよね。

クオカードって、コンビニやファミレスなどで使えるプリペイドの金券てきなものですが、それが株主優待というのは、株主にとっては汎用性があるからいいのかな~と思っていましたが、今となっては少し考えものかと思いました。

というのが、クオカードを優待品として会社はわざわざ購入しているわけですから、これが自社の売り上げに寄与するか?というとビミョーな感じです。

結果的に投資家は株主優待の優待品の優劣に動かされるところもある といっても過言でないので、優待品としてクオカードをいくら分もらえるのか?

というところの視点になりますしね。

その行動を、企業もいかほどのクオカードをつけたら株主に支持されるのか?というのを考えていると思うんです。

なので、株主優待品をクオカードで提供している会社への投資 というのは、この期に及んで少し慎重に考える必要があるなーと痛感した出来事でした。

スポンサーリンク

株主優待品で注目すべきものとは?

ずばり「自社製品」を購入できる優待券であったり、「自社製品」を株主優待としてリストオンされている会社がいいのではないでしょうか。

というのも株主優待品が「自社製品」や「自社で購入するための優待券」などであれば、自社の売上に直結するものなので、そこまで株主優待の改悪などはない可能性は少ない

と思われます。

株主優待品目当てといいつつも、最終的にその会社の売上や利益に直結するものであれば、今回のような事態は回避できる可能性は高いかもしれません。

クオカードじゃねぇ・・・

今まで例えば2000円還元という会社が改悪したとしたら、そこの株価を売って、他にクオカードをもっと差し出してくれる会社に鞍替え

っていう投資家心理も考えられるでしょうし、会社にとっても安定的な株主を確保するという意味ではクオカードのような「どこにでも通用するもの」であれば、あまり意味がないかもしれません。

クオカードいいようなそうでないような・・・なんとも複雑ですが、やっぱり株主優待を期待するならば、安定的にその一部を頂けるような会社を応援したいなーと思うのが正直なところではないでしょうか。

なので、今回改悪した優待銘柄をいつ売るか?と今は売り時を探っているような状態です。

今売ってしまったら、「大きな損切」ですが現物なので、しばらくはポジションを持ったままでいいでしょうね。→今月権利確定月ですし。

ということで、今月は株主優待銘柄を出している会社も多い月ですから、今一度そういった点も踏まえてもう一度チェックしてみようかと考えています。

 

スポンサーリンク

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました