決算をまたいだ取引 避けるべき理由とは?

売建

3月の暴落時には、ずーっと売りエントリーを行っていたわけですが、

当時ポジションを持っていた一部銘柄については、3月が本決算だったものがありました。

で、損切のタイミングを逸してしまい、3月の権利落ち日をまたいでポジションを持っていたわけです。

そうすることによって、忘れたころにやってきた証券会社からのお便り~

え~なんだろう???って開封をすると・・・

最終的に「お客様お支払額:○○円」と書かれているではありませんか!

この正体について調べてみると・・・

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信用取引配当落調整金ってなんだ?

まあ、このはがきに書かれている「お客様お支払額」の項目が気になり調べてみると・・・

権利付き最終売買日と権利落ち日をまたいで信用売建玉がある場合、権利落ち日に売建玉に対する支払予定配当金相当額合計を現引可能額、現物買付余力及び出金余力から控除いたします。

ということだったんですね!

これが、「信用取引」においてとりわけ、私の場合は、3月決算銘柄の「売り建て」を権利付き最終売買日と権利落ち日をまたいで保有していた

という事実に対して、配当金相当額を支払うんですよ!

という意味だったんですね・・・

だから、決算をまたいでポジションを持つことはお勧めしない!ということを聞いていたはずなのに、実際の年間損益の報告書から差し引かれていたので、「このことかー!」という風に思ったわけです。

私の場合は「売り建て」のポジションだったから、配当金分を支払うことになったわけですが、これが「買い建て」であれば、配当金分がもらえる

ということになるんですね。

だからですね、決算時の持ち越しは進めない という意味なんだな!というのがわかりました。

・・・っていうか、これさー、習ったはずだけどな・・・。

こうやって習ったことも忘れてしまい、実際に失敗をしないと覚えない!というとても効率が悪い私ですが、これはこれで致し方ありません。

実体験をしたうえで、イタイ思いをしないと、学ぶことができないという体質なんだなーと改めて思った次第です。

次に、同じ失敗をしなければオッケーかな~とあくまでも前向きに!(前向きというのかどうかはわかりませんが・・・)

 

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配当落調整金の対象となる期日は?

もちろん、現在はこれらの3月決算企業の返済買いを実施したために、ポジション自体はありません。

でも、今回、こちらの調整金の支払いが発生するには、基準となる日にポジションを保有しているかどうか?

ということなんですね。

既に返済したから調整金はかからないだろう~っていうのは間違い。

で、どのタイミングか?というと、前にも記している通り・・・

権利付き最終売買日と権利落ち日

この期間に保有している「建て玉」ということですね。

なので、信用取引(とりわけ売り建て)の場合には、この点は要注意ですね。

売り建てをエントリーしている場合に、余計に配当分を支払わなければならないことになりますから、コストが収益から差し引かれてしまう

という事態になる ということなんですね。

仮に、その取引がすでに終了していても、上記の最終日と権利落ち日にポジションを保有していたら(私の場合はこれに該当します)、配当分が差し引かれることになる

わけですから、より収益が目減りしてしまう可能性があります。(目減りしました)

ま、そうならないためにもまずはしっかりと基礎を勉強して、習ったことを頭にたたきこみつつも、実践あるのみ!なんでしょうね。

もう一度、勉強&復習しておこうか。

 

信用取引での注意点

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